いずもだんだん祭りお礼
初冬の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、10月28日29日に開催しました、いずもだんだん祭りにご支援ご協力いただき、全ての事業を滞りなく終える事ができました。これもひとえに会場をご提供頂きました出雲大社様、協賛頂きました企業、団体、個人の皆様、無償ボランティアとして出掛けて頂きました皆様をはじめ関係各位のご支援ご協力の賜物と心より厚くお礼申し上げます。
当日はよさこい連16チーム、ダンスチーム16チーム 計580名を超える踊り手の方々が、北は北海道札幌市から南は山口県山口市から参加頂き、神門通りでの踊りを皮切りに連(グループ)を組み素晴らしい舞を披露していただきました。沿道の観光客の方々からは惜しみない声援と拍手が送られ、素晴らしい踊りに魅了されました。
今回は、歌舞伎の始祖の「出雲阿国」を改めてテーマとして取り上げ、地元で活躍している高校ダンス部やダンス同好会、各地域のダンス団体などへ声掛けさせて頂きました。前日には出雲ドームにおいてダンス教室も開かれ、ダンス部、ダンス同好会の高校生を中心に全国レベルの踊りに触れ、又世界トップクラスのダンサーの指導を受けることが出来き、踊りの始まりの地としてふさわしい祭りとなりました。
このたびの祭りは手探りの状態からスタートになり、充分な準備が出来ず至らない事ばかりでご迷惑をお掛けしました。しかしながら、生憎の雨模様の中でも踊り手の皆様の素晴らしい踊りと笑顔や熱心に観覧頂いた皆様の姿を見ることが出来、開催までの苦労が報われた思いでございます。
このように、準備不足の中、多くの方々の協力を得て実現、終了できました事に対し改めて感謝しお礼を申しあげます。
本当にありがとうございました。
いずもだんだん祭り実行委員長
福間 正純
いずもだんだん祭り決算報告
10月28日29日に開催いたしました『いずもだんだん祭り』に、(株)やまもと様からスタッフ用パーカー提供、(株)伊藤園様・山陰ヤクルト販売(株)様、(株)ビバックス様から飲み物提供。企業・団体・組合・個人の151件の皆様から協賛金290万、出雲市から補助金20万、総額310万のご支援ご協力の賜わり心より厚くお礼申し上げます。
皆様に頂いた寄付金310万の内62,675円の残金を残し3,037,325円の事業費で28日29日『いずもだんだん祭り』を開催する事ができました。感謝申し上げます。残金62,675円は実行委員会決定事項とし島根ダンス協会のダンス事業に使用させて頂きます。
決算内容は出雲商工会議所青年部会長 米山英男様に監査をして頂きました。
監査報告書を添付いたします。『いずもだんだん祭り』決算報告と致します。
いずもだんだん祭り実行委員会
事務局長 中筋 雄三
いずもだんだん祭りについて
日本の伝統芸能の一つと知られる歌舞伎の開祖は「出雲阿國(いずものおくに)」です。鍛冶屋の娘として生まれた阿國は出雲の大社の巫女となり、そのあと、全国で巡業できるほどの芝居一座に成長し、のちに「歌舞伎踊り」の祖として有名になりました。
そこで、日本の近代芸能の踊りの始まりが出雲阿國であると考え、出雲の地で新しい踊りのイベントを開催することになりました。
すでに活躍している秦野まつりのよさこい連(神奈川県)をはじめ県内外のよさこいチームと県内各大学・高校のダンス部・ダンス同好会・プロダンスチームに広く呼びかけ、「踊り」を通して出雲阿國の顕彰をしていきたいと考えています。昨年出雲からフィリピンで開催されたダンスパフォーマンス世界大会に出場したチームもあり、この機会をとらえて「踊り」をテーマにまちづくりに繋げていきたいと考えています。
また、地元高校生がポスター作製広報や企画などに関わり、県内外からの来雲者対応を行い、社会や地域と関わりをもち地元愛を育める体験の場としていきます。
つきましては、実行委員会を立ち上げ準備をすすめているところでございます。このイベントの対する趣旨をご理解いただき皆様方の格別のご支援ご協力を頂きたく宜しくお願い申し上げます。
いずもだんだん祭り実行委員長
福間 正純
10月29日(日)出雲大社・神門通りの通行規制
10月29日(日)の出雲大社・神門通りは、9:00から14:00まで歩行者天国となり、車両は侵入できません。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
詳しくは「通行規制マップ」をご覧ください。
参加チームの紹介
いずもだんだん祭りでは、神門通りや出雲大社の東神苑と境内にて、島根県内の高校生や大学生のダンスチーム、北海道・関東・関西・中四国のよさこいチームなどの32団体(よさこい367名、ダンス212名の総勢579名【予定】)が踊りを披露いたします。
詳しくは「参加チームリスト」をご覧ください。
出雲大社と出雲阿國の絆
ようこそ出雲へ!
この秋の佳き日に、出雲阿國の生誕地である大社の地で、いずもだんだん祭りが開催されることをうれしく思います。
出雲阿國は大社で生まれ、10歳の頃には一座とともに京都に出、「ややこ踊り」のアイドルとして活躍していました。「ややこ踊り」とは、大人の恋歌に合わせて子どもがおどる踊りです。彼女の愛らしいしぐさが絶品だったのでしょう。阿國の芸は、またたくまに評判となり、公家や宮廷からも招かれるほどでした。彼女の芸能人生は前途洋々たるものにみえました。
しかし、数えの13歳になった阿國は悩みました。「ややこ踊り」は、子どもの愛らしいしぐさが人気の踊りです。これから大人になっていく自分の姿を重ね合わせた時、一抹の不安が胸を過りました。「ややこ踊り」を踊っていて、この先も人気が保てるのか。それとも今の名声を捨てて、大人向きの新しい芸を創り出すべきか。阿國は、芸能人生の選択を迫られていたのです。彼女はその答えを探すために、ふるさとの出雲でじっくりと考えることにしました。1600(慶長5)年8月のことです。
出雲に帰った阿國は、出雲大社で巫女を経験したり、念仏踊りや神楽舞など様々な芸能も見聞しました。そして、阿國の胸には大人が喜ぶ踊りや舞台構成はどうあればよいか、次第にその構想が浮かんできました。1603(慶長8)年、17歳になった阿國はイメージチェンジを図り、出雲大社の慶長遷宮の宣伝も兼ね、一座を率いて再び上京する決心をしました。
京都では、「出雲國神子女」と称し、人々がこれまで見たこともない舞台を披露しました。阿國の舞台は、念仏を唱えながらおどる「念仏踊り」、流行り歌に合わせておどる「小歌踊り」、それに演者と観客とが一緒になって舞台でおどる「総踊り」の三つの踊りから構成されていました。
また踊りと踊りの合間には、「かぶき(傾奇)者」の風俗を寸劇で見せるなど、当時の流行をふんだんに取り入れました。京の人々は、この阿國一座の舞台を拍手喝采で迎えました。とりわけ、世の常識とかけ離れた服装や言動で、京中の話題をさらっていた「かぶき者」を登場させたことは大当たりでした。このことから人々は、阿國一座の芸を総称して「かぶき踊り」とか「かぶき」と呼ぶようになりました。
出雲阿國は、「歌舞伎の始祖」と呼ばれています。しかし、踊りや演技がうまかっただけではありません。異質な踊りをコラボし、踊りの合間には観客を飽きさせないよう寸劇やものまね、またトークショ―までも取り入れました。阿國は、観客が喜ぶバラエティーショーを全身全霊で追求した名プロデュ―サーでもありました。
阿國がめざしたのは、観客を喜ばせる斬新なパフォーマンスです。
「いざや、かぶかん!」
本日は、それぞれが「現代の出雲阿國」となって大いにかぶき、観客が感動するようなダンス・パフォーマンス大会となることを期待しています。
出雲阿國顕彰会会長
山﨑 裕二
いずもだんだん祭り ポスター制作意図
(ポスターデザイン:大社高等学校美術部)
A案
歴史のある出雲大社で新たに行われる祭りということで、「伝統」が感じられるデザインを目指しました。大社の美しい街並みに合うように、全体の色味を落ち着いた色合いに統一しています。
たくさんの人に来てほしいので誰が見ても受け入れられるデザインを心掛けました。オレンジ色の弾けるような背景は、ダンスが持つパッションやエネルギー、力強さを表現しています。
また、中央に出雲大社のシンボルであるしめ縄をモチーフにした円を配置し、この祭りを通して皆さんの縁を結び、新しい「伝統」として末永く愛されるものになってほしいという願いを込めました。
B案
ダンスを踊る人々に注目し、「踊りへの情熱」をテーマに制作しました。
この、いずもだんだん祭りでは、県内外からたくさんの人々が、歌舞伎踊りの祖とされる出雲阿國 生誕の地 出雲に集まり、踊ります。舞台に立つ一瞬には踊りへの並々ならぬ思いや努力が詰まっていると思います。そんな、ダンサーたちの弾ける姿が最高にかっこいいと感じ、メインのイラストで表現しました。
背景のカラフルな色づかいは、人によって見せ方がガラリと変わるダンスの表現の多彩さを表しています。高校生、大人、ヒップホップによさこいと、年齢もジャンルも様々な人たちが集まり、それぞれの全力のパフォーマンスがぶつかり合ってバチバチとエネルギーが爆発している!そんなイメージが伝わると嬉しいです。
C案
テーマは「踊りで広がる楽しさ」です。
とにかく人に楽しんでもらうことを一番に考えて制作しました。
人だけでなくうさぎも交じって踊りだしたり、時代を飛び越えて出雲阿國が見物に来ていたり、現実ではありえない表現を加えることで、クスッと笑えるような楽しい場面をつくりました。
出雲阿國が活躍していた時代に合わせ、浮世絵風のタッチで人もうさぎも一緒になって、それぞれの踊りを楽しみながら神門通りを練り歩く様子を描いています。
浮世絵風ならではの豊かな表情や活き活きとした動きにこだわったので、ぜひ注目して一緒に楽しんでください!
寄付のお願い
ご寄付していただきました皆さま方
ご協力ありがとうございます。
- 企業様 -
〇スタッフパーカー提供
株式会社やまもと 様
〇飲み物提供
株式会社伊藤園 様
山陰ヤクルト販売株式会社 様
株式会社ビバックス 様
RS GARAGE 様
(有)アスプラン 様
足立公認会計士税理士事務所 様
(有)アルム保険プラン 様
(株)E保険プランニング 様
(株)井ゲタ醤油 様
イズテック(株) 様
出雲一畑交通(株) 様
出雲阿国 様
出雲阿国顕彰会 様
(株)出雲かみしお本店 様
(有)出雲観光タクシー 様
(株)出雲国大社食品 様
出雲自動車学校 様
特定非営利活動法人 IZUMO自立支援センター 様
出雲大社相模分祠 様
出雲鉄工(株) 様
(有)出雲西レミコン 様
出雲ホテル連絡協議会 様
(有)出雲モーター商会 様
出雲結 様
(株)板倉重機 様
(有)いちご調剤薬局 様
(有)一福 様
(株)いづもファクトリー 様
今井産業(株) 様
(株)今井書店 様
(有)井山屋製菓 様
(株)ウシオ 様
エステサロン ピュアリー 様
医療法人 江田クリニック 様
エルシーシー(株) 様
(株)オー・エフ・ケイ 様
(株)おかや 様
(株)オクイ 様
(有)小村産業 様
(有)加田教材店 様
鎌田板金 様
(株)COLOR 様
(有)北脇建築設計事務所 様
(有)吉川工務店 様
(株)九州蜂の子本舗 様
(株)協信 様
(有)協同商事 様
(有)きんぐ 様
(有)草谷 様
(株)クリエイト山陰 様
(株)ケイショウ 様
(有)けんちゃん漬 様
(株)公善社 様
こっぺ&かふぇ KAKO 様
(株)小林冷蔵 様
(有)坂根屋 様
(株)サロン・ド能地 様
山陰合同銀行 出雲支店 様
山陰パナソニック(株) 様
山陰防災電気(株) 様
(株)シーエスエー 様
じぇるそみーな 様
(有)重本経営会計事務所 様
(株)島根銀行 様
(株)島根サニタリ 様
(株)島根情報処理センター 様
島根中央信用金庫 様
(有)島根中央炊飯センター 様
島根電工(株)出雲支店 様
(株)島根ワイナリー 様
ジョリカドー 様
(株)新宮組 様
新古美術内藤 様
神門通りおもてなし協同組合 様
翠苑 様
(有)スミカワ 様
(株)清松庵 様
2ND 様
そば処 田中屋 様
大樹生命保険(株) 様
第弐商会 様
大福工業(株) 様
(株)堂雄 様
(株)たくみ 様
(株)田中種苗 様
(株)田部 様
(有)谷本ハイヤー 様
(有)俵屋菓舗 様
中国電力ネットワーク(株) 様
(有)土江重機 様
ティーエスケイ情報システム(株) 様
(株)桃源 様
(株)トガノ建設 様
(有)独立軒写真場 様
ドンシュー 様
内藤鉄工(株) 様
中筋グループ 様
中筋グループこづち会 様
(株)日本海建設 様
(有)野津めのう店 様
(株)バイタルリード 様
(株)原商 出雲支店 様
(株)原寿園 様
(株)バリューエージェンシー 様
BeerTeria CNA 様
医療法人 斐川中央クリニック 様
(有)ひらの屋 様
広島鉄板焼 HERA 様
風流堂 様
(株)フクダ 様
福間商事(株) 様
(有)藤増 様
(有)布野製菓 様
ブーランジェリーミケ 様
(有)プレート商会 様
凡蔵 様
松井(株) 様
マルサン石油(株) 様
ミシマ産業(株) 様
(株)ミック 様
(株)三原組 様
社会保険労務士法人 村松事務所 様
メディアクッキングサービス(株) 様
モルツウェル(株) 様
(有)安田ブロイラー 様
(有)ヤマネ 様
米山伝導機(株) 様
(有)ラコサン商会 様
李白酒造(有) 様
合同会社Robse 様
(有)渡邊水産 様
(株)ワールド測量設計 様
※1万円以上の方を記載
(50音順)
- 個人様 -
糸賀巧 様
金築智子 様
草山和泉 様
コダマ ヤスヒロ 様
庄司悠佑 様
田中裕一郎 様
中筋豊通 様
中筋雄三 様
ヒラノ アキヒサ 様
三吉庸善 様
村松文治 様